奥州藤原氏を巡る旅

 実は2016年4月から9月まで仙台に住んでいました。

 その間、奥州藤原氏関連の東北の史跡をたくさん巡り、かなりレアな箇所にも行ったのでその記録を少しづつでも残していければいいなぁ、と思っています。
 まあぼちぼちと。
スポンサーサイト

平泉・観自在王院の哭きまつり

 昨年の平泉旅行のブログも終わらぬうちに五月の連休に二回目の平泉旅行に行ってきました・・・・・・。

 昨年の記録が完全に途中ですが、今から書いても仕方無い気がするので、今後は二回目の平泉旅行の記録を書けるかぎり書いていきたいと思います。


 今回の平泉行をわざわざGWという人手が多くゆっくり回れない時期を選んで行ったのはひとえに5月4日の観自在王院の「哭きまつり」を見たかったから。
 「哭きまつり」とは奥州藤原氏二代基衡が年上の愛妻(安倍宗任娘・三代秀衡母と思われる女性)に先立たれた際の慟哭、深い嘆きが由来と伝わる行事で、この妻が建立した観自在王院跡で彼女の法要を営み、毛越寺の僧侶らが棺に見立てた神輿を担ぎ阿弥陀堂の周りを読経しながら回るというもの。その読経が泣いているように聞こえるため「哭きまつり」と呼ばれているとか。


 というわけで、以下以前ツイッター(@dramatic_China )に投稿したものをまとめたものとなりますが、2015年5月4日「哭きまつり」のレポートです。



DSCN6240(縮小)
(観自在王院舞鶴が池、2014年7月撮影)





 阿弥陀堂は観自在王院の奥にあり、5分ほど遅れて阿弥陀堂についたのですが、すでに僧侶達が大阿弥陀堂(後世の再建)に入ってお経のようなものを唱えていました。これは声明(仏典に節をつけたもの)というものらしいです。

4日哭きまつり-2(縮小)



 声明が言っている意味は全くわからないのですが、唯一「基衡公の」という言葉が時々聞き取れました。さらに鈸(バツ・銅鑼のような打楽器)を打ち鳴らしていましたが、これは最初のうちだけ。あとは声明が続き、声明だけで40分近くかかりました。

4日哭きまつり-3(縮小)



 阿弥陀堂での声明が終わると僧侶達は外へ出て、待機していた白服の人達を先頭に右回りに阿弥陀堂を回り始めます。ここで今まで黙って見ていた一般の人達も一斉にカメラで撮影し始めました……みんなこの瞬間を待ていたのね……

 4日哭きまつり-5(縮小)

JPG0(縮小)

4日哭きまつり-9(縮小)



 僧侶達は声明を唱えながら回り、回りながら散華(蓮の花びら形の色紙)を撒きます。撒かれ始めると見守っていた一般の人が一斉に拾いはじめました……

JPG2(縮小)



 撒かれていた「散華」。この裏には『医王寺毛越寺』と書かれています。この哭きまつりは毛越寺の僧侶達の手によって行われているのですね。

IMG_0338(縮小)



 最後尾から頭巾を被った二名の僧侶が神輿を担いできます。この神輿が基衡妻の柩に見立てられているわけで、担ぎ手の僧侶も彼女の近親者の女性に見立てられ、遺族であるため頭巾を被っていると思われます。

 4日哭きまつり-14(縮小)



 もう1枚。哭きまつりの神輿。

JPG3(縮小)



 一団は阿弥陀堂の周りを三周し、一週目が終わったあたりでまた鈸が打ち鳴らされます。哭きまつりは僧侶たちの読経が泣いているように聞こえるためこの名がついたとも言われますが、実際に聞くとそれほど泣き声のようには聞こえなかったですね。

4日哭きまつり-12(縮小)


4日哭きまつり-13(縮小)



 最後は神輿を元の台に戻します。

4日哭きまつり-17(縮小)



 回り終わると僧侶達は基衡妻の墓碑(後世の建立)前に移動し、二列になって一人ずつ墓碑の前に出ては焼香をしていました。

4日哭きまつり-19(縮小)



 この日は基衡妻の墓碑の前に焼香台が設けられていました。

4日哭きまつり-22(縮小)




 以上、哭きまつりのレポートでした。可能な限り資料とかも調べながら書いたのですが、間違っているとこがあったらこっそりご指摘ください(汗)


中尊寺蓮

 今年4月に泰/衡、そしてそこから奥州藤原氏にはまって以来、必ず行こうと決めていた平泉に行ってきました!!
7月11~13日にかけての旅です。その後、遠野にも行きました。

 4月に本格的にはまったので5月の藤原祭りにも行きたかったのですけど、そう何度も行けないし、そうなるとねらい目は中尊寺蓮の開花時期、つまり7月~9月一択!!
 東北は私にとって遠い地ですし、お金もないのでたぶんもう一生に一度しか行けない覚悟だったので、ならば中尊寺蓮が何より見たかったので、7月に行くことにしました。



 今回から数回に分けて夢と妄想の平泉旅行を振り返ります。


 以下、特定の歴史人物への萌えにまみれた文章が続きます。純粋に蓮のこと知りたい人にはまったくおすすめできない内容です。













more»

Powered by FC2 Blog Template Designed by しらか

FC2Ad


Copyright © 記憶的海 All Rights Reserved.