第一話

「狙撃手」第一話のあらすじと感想です。

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BL的人物紹介、あるいは主人公争奪戦における戦術分析

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その他の登場人物

国軍(段旅=新八旅)


石頭

石

 17歳の新兵。元学生。母と姉を日本軍の爆撃で殺されたのをきっかけに入隊。同年代の者より小柄で幼い。泣き虫で当初兵士としては全く役に立たなかったが、人一倍けなげで立派な軍人になるためにひたむきにがんばる。竜のことを心より慕い、いつも側にいて彼に学び、尽くそうとしている。意外に強情で一度決意したことは竜に怒られても翻さない。後に竜の「最も信頼する部下」と評価されるに至る。


文軒

文

 段旅の情報参謀長。軍統の所属。旅内の情報を管理し、人を疑うことが仕事。南京の出身で、漢奸の密告により家族7人を日本軍に虐殺されて以来、漢奸の摘発に病的なまでに固執している。いつも竜の関わる任務で情報が漏洩しているため彼をスパイと疑い執拗に取り調べる。祖国と党に徹底的に忠誠を誓い、私情に左右されることをきつく戒めている。三年前に結婚した妻を心より愛しており、そのすべてを許してしまう。

蘇雲暁

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 文軒の妻で段旅の情報科長。軍統の所属。竜の最愛の女性。竜とは同郷でともにドイツに留学し婚約もしていた。しかし、4年前に村が日本軍に襲われ、彼女の家族も皆殺しにされた際に行方不明となっていた。三年前に文軒と結婚した後、女の子が生まれたが一歳で死亡。しばしば精神不安定になって自傷行為に及ぶ。今でも竜を愛しており、夫のスパイ容疑から彼をかばう。射撃の腕は一流。クリスチャン?


段之凡

 新八旅(段旅)の旅長。軍歴15年の実直な軍人。抗日の使命に燃え、八路軍を共同抗日の相手として信頼してしばしば作戦のサポートを頼む。竜の良き理解者で擁護者。竜や八路軍に不信感を抱く文軒とは激しく対立している。


銭国良

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 竜の部下で叩き上げの経験豊富な老兵(軍歴が数年以上あるということで年を取っているわけではない)。長い一般兵士生活の中で悪ずれしているが、一方で意外と人情に厚く面倒見がいい。八路軍を嫌っている。

方義球

 竜の部下で銭の友人である老兵。生活のために兵士をやっており、一定の期間ある地方軍で過ごすと勝手にいなくなり、また別の地方軍に雇われるというのを繰り返すため万年一等兵。その一方で英雄に憧れ、教養のある相手にコンプレックスを抱いている。


張脆

 文軒の古くからの部下である特務。



八路軍(林団)


九児

九児

 八路軍の女性兵で共産党員の18歳。14歳で八路軍に入隊。代々猟師の家系で幼い頃から祖父とともに銃を片手に山で獲物を追っているうちに一流の狙撃術を身につけた。特に夜間射撃に優れ持久力もあり、芥川にも一目置かれている。戦闘時は他の男性兵よりも勇敢かつ有能だが、決して男まさりな性格ではない。むしろ普段は、泣き虫で優しく愛くるしく好きな人に手料理を作ってあげたりする恋に一途な女の子・・・と戦場とのギャップが激しい。他の兵士たちから妹のように愛されている。竜に恋し、彼が地主の息子であることにひどく悩んでいるが、何かと彼に尽くそうとする。

林団長

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 八路軍独立団の団長。元大学の教師。温和な人柄で、大春に懐かれている。彼の良き相談者(にしてストッパー)。



二勇、李大刀

 大春の部下で友人。時々大春と一緒に悪ふざけする仲。二人で一セットのようにいつも一緒だが、大きな刀を背負っているのが大刀。国軍を軽蔑し、いつも悪口を言っている。

胡子叔、小梅

 非戦闘員組。胡は大春と同郷で、孤児になった大春を紅軍に連れていった。小梅は女性衛生員で元女学生、大春に思いを寄せている。


日本軍


大野

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 日本軍の連隊長。思慮深く慎重。芥川のように協調性がない「出る杭」を打ったりもせず、自由にやらせるほど寛大である。彼を信頼しよく意見を求める。中国と中国軍のことは侮っている。



主要登場人物紹介

竜紹鉄

所属:中央軍(段旅)、非国民党員
身分:少尉→大尉

竜

 主人公。大地主の息子で、4年前にドイツの軍事学校で本格的に狙撃を学び最優秀の成績を収めた。しかし彼の才能を欲した日本軍への協力を拒否したため、家族と村人を虐殺されている。軍歴4年、年齢は20代半ば~後半(?)。
 狙撃の腕は天才的だが、戦場に慣れず精神を消耗させ退役を希望している。コミュニケーションが苦手で、自己弁護をしないため誤解を受けやすく、さまざまな戦区を回されてきた。しばしば仲間が全滅した作戦で一人生還するため「彼の戦功は同胞の血にまみれている」と揶揄される。無口で無表情、ペシミストで根暗。その反面ひどく強情で、時々感情を爆発させ、時に敵対者には味方陣営の者であっても攻撃的になる。個人プレーを好み、自由であるためにいかなる政党にも属さない。
 生き別れになり今は上官の妻となっているかつての恋人に心を残す一方、八路軍の九児にも魅かれている。



洪大春

所属:八路軍(林団)、中国共産党員
身分:連長(中隊長)

大春


 貧農の出身。十歳で孤児となって以来、紅軍の中で生き長征にも参加した老紅軍。軍歴は十年以上。20代前半~半ば(?)。
 快活で人懐っこい性格。正義感が強く人情にも厚い。やや怒りっぽく短気。おしゃべりで失言も多く、一見浅慮でお調子者に見えるが・・・。仲間達には愛されているが、団の幹部たちには奔放でしばしば勝手な行動をする面を良く思われていない。際立った技術は持っていない(射撃は人より優れているが竜や九児ほどではない)代わりに戦場経験は豊富。資産階級と勉強が嫌い。
 九児にベタ惚れで求婚しているが完全に空振り。竜のことを「大小爺(若旦那、道楽息子)」と呼んでいる。



芥川拓石


所属:日本軍(大野旅団)
身分:少佐

芥川

 対竜紹鉄用に送り込まれた元関東軍の特殊部隊員。竜を教えたドイツの射撃教官とは友人関係にあり、面識はないが竜の長所短所もよく把握している。竜とは技術的な面は同格だが精神面と戦場経験は己が勝っていると考えている。年齢は30代(?)。
 彼の銃口に捉えられた敵は次の瞬間には眉間か心臓を確実に撃ち抜かれており、淡々と敵を射殺していく様子から「冷血な殺人マシーン」と称されている。一方で「狙撃者は殺戮者ではない」という信念を持ち、民間人や無力な新兵を撃つのは好まない。積極的に中国の文化・歴史・言葉を学び、中国軍を侮らない。しかし合理精神の持ち主ゆえにそれが目的のために合理的なら手段を選ばない。竜以上に無口・無表情で孤独と個人プレーを愛するためほとんど単独で行動している。
 竜の他にも九児のうでまえにも注目する。弟が三人いて、うち二人はドラマ開始時の段階で戦死している。


 大春、一番いい写真使ってあげたよー。
 竜ももっといい写真あったけど、これが象徴的な写真なので。

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