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狙撃手がおもしろい

 抗/日ドラマ「狙撃手」が予想以上におもしろい。
 前回、主人公たち(国/民/党の将軍と日本軍のスナイパー)が自分達の所属する組織から疎まれて孤立するのではないか、と書いたけど・・・予想はななめ上にはずれてしまった。


 まず、ドラマの前半で国/民/党部隊長の主人公は、上官からスパイの疑いをかけられている。国軍の行動が事前にばれており、しかも部隊のほぼすべてが全滅した戦いで主人公と他二名の兵士だけが生還でしてきたからだ。
 この主人公に疑いをかける上官と言うのが、いかにも冷酷で神経質そうな眼鏡野郎で、上官と書いたわけだけどもしかしたらこの部隊に配属されている特務なのかもしれない。それがねちねちと主人公をいびるわけだ。しかもいかにも腹黒らしく眼鏡の奥が光ったり(マジで光っていた)までする。しかもこの特務(?)の妻が超美人なのだが、彼女が何故か主人公に気がある様子・・・・・・。ああ、きっとこれから主人公の立場はどんどん悪くなって、この冷酷腹黒眼鏡に謀略とかかけられて窮地に陥るんだろうな、という展開が予想できる。
 
……が、何回か見逃しているうちに別の意味でとんでもない展開になっていた。

 なんとこの腹黒冷酷眼鏡が・・・


ヘタレキャラになってしまっていたのである。

 や、なんか主人公への疑いは完全になくなったらしく、しかもこの上官は主人公に謝りたいらしくてさ、その機会を伺って一人で射撃の練習をしている主人公を木陰からそっと見守っているわけですよ(←これはこれで超嫌だ)。で、いかにも気弱そうな表情で、それこそ憧れの彼にラブレターを渡そうかどうか迷っている女子中学生のような風情で逡巡した後、意を決して休んでいる主人公の隣に腰かけるわけです。……主人公は何でこの人わざわざ隣に座るんだろ、って思いっきり不審な顔していました。
 で、この後は上官はむしろ主人公をかばう側に回るわけです。しかも主人公に気のある上官の妻は、てっきり冷酷(じゃなくてむしろいい人だったが)な夫を嫌っているのかと思ったら、少なくとも夫のほうは妻命の超愛妻家だったようだ・・・・・・。
 
 なんだこの人、腹黒眼鏡じゃなくて実はヘタレツンデレ眼鏡だったのか・・・・・・。


証拠画像
ビフォー 横向いているのが主人公、正面が上官
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アフター
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 いったい見逃していた数回の間に彼に何が起こったのか・・・・・・


 さてもう一人の主人公・日本軍の天才スナイパー芥川。この個人プレーが得意で(それがスナイパーとういものだが)、協調性と上官への服従という日本軍にとって最も大切な性質が欠けているライフル銃だけが友達の一匹狼だが、不思議なことにこちらも孤立しているわけではないようだ。むしろ日本軍内でもドラマ内も独自の存在感を醸し出している。
 ゴルゴ13とちょっと狂暴な綾波レイ(と言うより長門ユキ)をミックスしたようなキャラだと言えばイメージしもらえるだろうか? とにかく無口無表情キャラでありながら強烈な個性の持ち主で、しかも日本人役者の演技が秀逸で、私がこの作品に注目した最初のきっかけも彼あってこそである。
 で彼の上官の大野(この人も日本人役者が演じている)が、やっぱりこういう空気の読めない部下は気に食わないのかよく怒鳴りつけるわけですが、芥川はそんなの馬耳東風。ぶっちゃけ上官をないがしろにしている。
「聞いているのかね、芥川君!」とか言われていたけど、たぶん聞いていない・・・。
 そして自分の考えに「失敗したらどうするんだ」とぐちぐち文句を言う上官に対して一言。
「責任は私が取ります!」
 上官はその言葉と芥川の目力の前に黙ってしまうしかない。・・・って「責任は自分がとる」なんて明言する日本軍人も珍しいな。
 そしてやはりと言うか、芥川は国民党側のスナイパーであり、何度もとり逃している主人公に執着し、彼を撃ち殺すことに執念を燃やしている。どうも主人公を追うために昇進(とそれに伴う転任)までも拒否してしまっているようだ。戦場においても他の中国軍兵士を無視して、「俺の標的」とか言って主人公一人を狙いまくる。


 さて、ドラマも中盤。上官からは木陰から見守られ、敵のスナイパーにはストーカーされる主人公の運命は今後どうなってしまうのか。


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