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BL的11話~13話(3) 二人きりの逃避行

 ・・・・・・・・・・・・続きました・・・・・・

一夜・・・・・・


さて、ハネムーンに見送られたシーン(違う)の後には、おそらく番組を見ていた全中国の腐女子をTVの前で凍
りつかせたシーンが・・・・・・。

「その後のシーンで、私は固まってしまった」(ttp://hi.baidu.com/jn62750370/blog/item/6232bc8701c3503466096ebe.html)

cap139.jpg
・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぉぃ。

自重しろーーーー!! 全国放送を何だと思っているぅぅぅ!!!


萌えろというのか!? 私に萌えろと? くううその手にはのら・・・・・・・・・・・萌えるじゃねぇか、このヤローーー。いっそ萌え殺されかけるわぁぁ!!

さらに攻撃は続いてこんなアップが。


20100416003940.jpg
眠りの森の・・・・・・


・・・・・・・・・・・・オイオイ、検閲は何をやっているんだよ? 国軍のエリート士官の寝顔がこんなに可愛いのをアップで映すなどというヤバイ映像そのまま通過させたのか? もしかしてその前はもっとヤバイ映像だったので、検閲担当者の感覚がおかしくなっていたのか?


ちくしょーー、かわいいじゃねぇぇかよ! 


って言うか、竜の眠り方がおかしいと思う。なんでそんなどこぞのお姫様のような体勢で寝ているの?

 映像の都合上なのかTV版では明るいが、小説版ではちゃんと。TV版でも竜が二日行方不明だったことが語られているから、どちらにしても二人は一晩は二人きりだったんだな。

 ものすごい据え膳状態の竜だが、ではこの一晩の間に二人の間には何か(笑)あったのか、という問題が。(←私以外の誰が問題に?)

 いろいろな見方があると思うが・・・私の見方ではずばり「何もなかった」!

 いやいや、そうだったら、駆け落ちまでして何やってんだ!  って話ですが。大胆なくせに肝心なところで意気地がない(笑)



 まあ、はっきり言って、あんなむごい戦いの後でそんなことをするほど大春も無神経ではないだろうし・・・・・・でも逆に言えば、あの戦いのつらさから逃げるためにそういうことをしてしまうというのも現実としてはありえるが(でもそれだと終わった後、お互いよけいむなしくなると思うが)。

 それに今の竜はそのむごい戦場を経験したせいで完全に自暴自棄状態。逃亡兵扱いで処刑されそうになった時もまるで人ごとのように無反応だったくらいだ。その自暴自棄の延長で、大春に何かされそうになっても無抵抗だったろう。いっそ、自責の念から自分を痛めつけて墜としめたいという思いもあったかも。

 そもそも別行動だってできたのに、ノコノコ大春についてきてるし(笑)OKなのかと思っちゃうよ。・・・・・・あっ、もしかしてOKかどうかは別にして、竜も一人になりたくなかったのかな?

 大春もすべてを捨てて手に入れた相手だし、自分がやったことの重大さから目をそらすためにも、いっそ好きにしちゃいたかっただろうが・・・・・・竜が完全に生ける屍状態だったからかえってできなかっただろうと思う。終わった後のむなしさが事前にわかりすぎるほどわかるだろうし、そんなことをしても竜の精神的自傷行為に手を貸すだけだとわかっていたのだろう。

 ・・・で、我慢(笑)したと思うのだが、まあ、悪い結果しかまねかないとはわかっていても、↑なのがそばに無防備に転がっていてよくこらえたな。さすが共産党員! 鉄の自制心!


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後ろで眠っている竜を見て(あの・・・俺、いろいろキツイんですけど・・・)




どうしてこんなことに? 


 しかし二人の関係はさらに悪化。このへん思いつめて駆け落ちした二人が、厳しい現実の前にどんどん追い詰められ、結局関係も破綻してしまう流れに似ているな。

 大春の失言もひどかったが、竜が大春に怒りをぶつけたのは、むしろ自分のやりきれなさを大春への攻撃へ転化したというのも大きかったろう。一種の甘えである。

 で、大春も竜に対して持っていた不満が爆発したのか、そのまま殺し合いまがいの喧嘩に。そしてお互いに殴り飛ばされて転がったところにあった銃を掴み、同時に相手に向けてしまう。

 このへん、互いへの殺意と憎悪が高じて、思わず反射的に銃に手をかけてしまった様子がうまく描かれていて本当にいいシーンだと思う。必ずしも致命傷は与えない素手での格闘から、確実に相手を殺せる銃へ。

 そして自ら銃を竜に向けながら、自分のその行為に大春自身呆然としているように見える。最愛の相手で命に代えても守りたいと思っていた相手に銃を向けるとは。「なんでこんなことになった?」と内心とまどいながら、どうしても銃を下ろすことができないように思える。

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どうしてこんなことに? 


 二人が共産党と国軍サイドの人間であること思えば、この場面はある意味、国共内戦を彷彿とさせる場面でもある。むしろ、ドラマはその時代まで描くことができないため、その代わりにここでその時代の二人をイメージさせるシーンを設けたような気さえする。もし今が国共内戦時代であったら二人はどうなったか。その問いと答えがここにある。


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 もはやお互いに相手を撃つしかないところまで来てしまって、それでも先に銃を下ろしたのは竜紹鉄。彼はそのまま泣き崩れてしまう。ある意味、大春の前で(石頭もいたけど)最後の強がりも崩れ、弱い心すべてを見せてしまった、あるいは見せることができた、と言うべきか。

 その後、これら一連のできごとを経て、二人が互いの違いを認めたまま、相手を信頼しそれぞれの帰るべき場所に戻ったのはマジメ記事で書いたとーり。

 結局、二人でどこかに行ってしまうことも、竜に八路軍に来てもらうこともダメだったわけだが、大春は竜と分かり合い、深い絆ができたことは実感したようだ。

 そしてもちろんそれは大春の妄想ではない。竜は、去っていく大春を見つめながら心の中でこうつぶやくのである。


「私たちの政治的立場は完全に違う。おそらく一生、同じにはならないだろう。だが、私にはわかっている。どんな困難が訪れようとも、一番に頼ることができるのは彼らなのだと私達は親密な敵同士、そして忠実な戦友同士」(我们的政治立场可能永远不会相同,也许一辈子都不会,但我知道,如果我们有困难,第一个可以依靠的就是他们,我们是亲密的敌人,忠实的战友。)




コングラッチュレーション!!!!

なんて破壊力のある言葉なのですか!! 初めて聞いた時のけぞりました。


最も親密な敵ですか!? んでもって同時に最も忠実な戦友ですか。

この二人の関係もついにここまでたどり着きました!! いやー長かった! 


cap148.jpg
大春への信頼を(心中で)吐露する竜紹鉄


 この段階で竜の心は完全に大春のものになったようです。今まで竜の大春に対する想いはやや曖昧というか、むしろ他の競争者に比べて大春は不利な位置にいたような気もしますが、ここで一気に何段階か飛び越えて両思いになったということです、異論は認めません。

 そう、竜紹鉄からこれ以上の言葉が望めるだろうか? 

 小説版では似ているけどさらに踏み込んでいます。


「今回の戦いによって、自分と大春の関係は徹底的に変わった。二人は生死をともにする仲となったのだ。政治的な立場がどれほど違おうとも、自分が困難に陥った時に、一番に頼ることがきるのは大春なのだ」(P128)




 ここではTV版で「彼ら」とよくわからない表現が使われていましたが(つーか、「彼ら」って誰? なんでここで脈絡無くこんな表現が?)、小説版では「大春」とはっきり特定個人を名指ししていますね。

 やっぱTV版でここまで竜紹鉄が思っている相手を「大春」と特定してしまうとインパクトが強すぎてストップがかかったんですかな? あとはこの後におよんで竜が照れているとか。

 大春もいろいろ我慢して結局はよかったということで。

 もしヘタに竜に手を出していたり、このまま二人で逃げようとしたら、こんなふうに竜の信頼と心を手にすることはできなかっただろう。

 でも肝心の大春は、確かに竜と心を通い合わせたことは確信しているものの、まさかここまで竜が思ってくれていることはわかっていないのでは?(竜も心の中だけじゃなくて、口に出して言ってあげてもいいのに)

 竜と別れた後、大春は今にも泣き出しそうな顔で歩いていく。

 ・・・・・・この人はなんで突然こんな泣きそうな顔しているのか? なんと本編では大春のこの表情になんの説明も入らない 

 これはアレか? 一晩一緒にいたのに竜に何もできなかったことを今さら悔やんでいるのか? それとも結局別れ別れになったことが悲しいのか?

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 っていうか竜と別れる時は↑こんなクールに決めたのに、竜に背中を向けた後は限界がきて↓か。

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なんでせっかく二人きりだったのに何もしなかったんだろ!俺のバカ!(←ばーか、ばーか)


 しかし、ほんとなんでこんな顔しているんだろ?



今度は合法的に

 そんなこんなで駆け落ちが失敗(実質、竜の心をゲットしたのだから成功なのだが)した大春だが、タフな彼はめげずに次の作戦を実行。

 団長から日本軍の中将の暗殺任務をもらい、信頼できる人物を好きに連れていっていいと言われた大春はこんな大胆な提案を。


大春「団長・・・・・・あの男も一緒に連れていってもいいですか?」

団長「誰のことだ?」

大春「・・・・・・大少爺。団長、彼の銃の腕は山砲より頼りになりますよ! 今まで何度も協力しあってきたから、よくわかりあえてますし、彼が一緒なら心強いです。」

団長「おっ、今度の戦闘で、おまえの政治的覚悟もだいぶ良くなったようだな! 団結の大切さをよく学んでいる、たいへんよろしい!」



 騙されるな林団長。

 そいつは統一戦線を利用して合法的(笑)に竜と一緒にいたいだけだ。

154.jpg
騙されまくっている団長



 林団長に「政治的覚悟」を誉められて笑う笑顔が実に白々しいぜ!

 にしても大春もこんなことを堂々と申し出るとはだいぶ開き直ったな、しかも惚気まくっているし。




今週の間違い探し。


大春「団長・・・・・・あの優男も一緒に連れていってもいいですか?」

団長「誰のことだ?」

大春「・・・・・・大少爺。団長、彼の銃の腕は山砲より頼りになりますよ! 今まで何度も協力しあってきたから、よくわかりあえていますし、俺の嫁ですし、彼が一緒なら俺も幸せです。」

団長「おっ、今度の戦闘で、おまえの政治的覚悟もだいぶ良くなったようだな! 団結の大切さをよく学んでいる、たいへんよろしい!・・・・・・ところで今何か変なこと言わなかったか?」

大春「いーーえ、なんにも」

間違いはどこでしょう?



 というわけで、今回で竜争奪戦は、大春が彼と両思いになって一応の勝者に。しかしやっと折り返し地点なので、他の競争者にも今後逆転のチャンスは充分ある。果たして大春はこの地位を守り抜くことができるのか?

 とりあえず、今後しばらくは二人のラブラブと、競争者の追撃による大春の嫉妬と防衛戦が話の焦点になるかな?

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